【ブランドバッグ買取】昔のバッグが、今また新しい?2026-27年秋冬トレンドから見る「再評価したい」ヴィンテージバッグ
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買取専門店✧いちふじピアゴ新城です!
ジバンシー ナイチンゲール レザー 2WAYハンドバッグ ブラック
を高価買取しました!
Brand Bag Journal
【ブランドバッグ買取】昔のバッグが、今また新しい?2026-27年秋冬トレンドから見る「再評価したい」ヴィンテージバッグ
買取専門いちふじ ピアゴ新城店
こんにちは。買取専門いちふじ ピアゴ新城店です。
結論からお伝えしますね。「昔のブランドバッグだから、もう古い」と決めつけなくて大丈夫です。
理由はシンプルです。2026-27年秋冬のバッグトレンドが、2000年代に登場したバッグの特徴によく重なっているからです。大きめのサイズ、くたっと柔らかい革、上に持ち手がついた形。どれも、当時のバッグが持っていた魅力ですよね。
今回は、先日お買取りしたGIVENCHY(ジバンシィ)の「ナイチンゲール」をきっかけに、今のトレンドと昔のバッグを並べて見てみました。ブランドにあまり詳しくない方にも読んでいただけるように、むずかしい言葉は噛み砕いてご紹介します。
「クローゼットのあのバッグ、もしかして…?」そんなふうに、少し気になっていただけたらうれしいです。
この記事でわかること
- 2026-27年秋冬の、5つのバッグトレンド
- そのトレンドと重なる、昔のブランドバッグ(15点ほど)
- 今回お買取りしたジバンシィ ナイチンゲールの特徴
- 古いバッグを見てもらうときのポイントと、いちふじの買取方法
Chapter 01
「昔のバッグ=古い」とは限らない3つの理由
最初に、この記事でいちばんお伝えしたいことを整理しますね。「昔のバッグ=古い」とは限らない理由は、大きく3つあります。
① 流行は、ぐるっと一周して戻ってくることがある
流行は、回転寿司のレーンに少し似ています。一度目の前を通り過ぎたお皿が、しばらくするとまた流れてくる。そんなイメージです。
たとえば、ここ数年は小さめのバッグをよく見かけた、という方も多いのではないでしょうか。ところが2026-27年秋冬は、荷物がしっかり入る大きめのバッグが、あらためて注目されています。
大きめで、柔らかくて、肩に掛けられる。実はこれ、2000年代に人気だったバッグの特徴でもあるんです。
② ブランド自身が、過去の名作を復刻している
2025年には、クロエの「パディントン」やフェンディの「スパイ」など、2000年代のバッグが相次いで復活したと報じられました。
新しくデザインしたバッグではなく、当時の名作そのものを、ブランドがもう一度世の中に出したということです。「昔のバッグには、今も見直される理由がある」と考えるきっかけになりますよね。
③ バッグの「形」が、今の服に合ってきている
トレンドは、色や柄だけでなく「形」にも表れます。大きめ、柔らかい、丸みがある、横に長い。こうした形が今の気分になってくると、少し前のバッグが新鮮に見えてくることがあります。
大切な前置きです
「トレンドに合っているから、査定額が上がる」という意味ではありません。査定は、モデル・素材・サイズ・状態・付属品などを、ひとつずつ見て総合的に判断します。この記事は、あくまで「昔のバッグを見直すきっかけ」としてお読みいただければ幸いです。
Chapter 02
2026-27年秋冬、バッグのトレンドはこの5つ
では、2026-27年秋冬のバッグトレンドを見ていきましょう。Vogue Japanでは、狙うべき5大トレンドとして次の5つが紹介されています。
- 大きめショルダー
- 柔らかくふっくらした新世代クラッチ
- 進化するトップハンドル
- East-West(イーストウエスト)
- ハーフムーン
カタカナや英語が並ぶと、ちょっと身構えてしまいますよね。ひとつずつ、やさしく説明します。
大きめショルダーバッグ
肩に掛けるバッグが、これまでより大きくなっています。日常の荷物をたっぷり入れられるサイズ感です。
- たくさん入る(収納力)
- 肩に掛けて、腕の下にすっと収まる
- 実用性と存在感の両立
シャネル、ミュウミュウ、クロエなどのコレクションでも、大きめのショルダーバッグが紹介されています。「小さいバッグだと荷物が入らなくて…」という悩みに寄り添う流れですね。
柔らかくふっくらした新世代クラッチ
クラッチとは、手に持ったり、脇に挟んだりする小さめのバッグのこと。これまでは、かっちりした夜のお出かけ用というイメージがありました。
今季のクラッチは、ふっくら柔らかいポーチのような形です。クッションのような質感で、夜だけでなく、日常にも取り入れやすい方向に変わってきています。
進化するトップハンドル
トップハンドルとは、バッグの上部についた持ち手のこと。手で提げて持つタイプです。
- かっちりした、構築的な形
- お医者さんのかばんのような、ドクターバッグ風のフォルム
- 丸みのあるデザイン
- 持ち手そのものがデザインの主役
バッグそのものを「見せる」ように持つスタイルが、あらためて注目されています。
East-West(イーストウエスト)
East-Westは、直訳すると「東と西」。バッグの形でいうと、横に長く伸びたシルエットのことです。東から西へ、つまり横方向に長い、というわけですね。
薄めで横長のバッグは、脇の下にすっと収まります。ショルダー、トップハンドル、トートなど、いろいろな持ち方で登場しています。
ここで、代表的な昔のバッグとして名前が挙がっているのが、フェンディの「バゲット」です。1997年に生まれたバッグが、2026年のトレンドの説明に登場しているんです。
ハーフムーン
ハーフムーンは、その名のとおり半月(三日月)のような形です。U字型のようなやわらかな曲線が特徴で、大きめのものから小ぶりなものまで幅広く出ています。
ふんわりしたタイプもあれば、きちんと形のあるタイプもあります。Vogueは、ディオール、トッズ、ポロ、ステラ マッカートニー、ルイ・ヴィトンなどでハーフムーンを確認しています。
Chapter 03
5つ以外にも見えてくる、今年のバッグの空気感
5つのトレンドを見てきましたが、実は「5つ以外」にも、今年のバッグを読み解くキーワードがあります。
Harper’s BAZAARなどでも、2026年秋冬のバッグについて似た方向性が紹介されています。ここでは、5つを横断するキーワードとして整理してみますね。
- ソフト&スラウチ:スラウチとは、くたっと力の抜けた様子のこと。カチッとしすぎない、やわらかな雰囲気です。
- オーバーサイズ:ひとまわり大きめのサイズ感。
- 実用性:デザインだけでなく、しっかり使えること。
- Y2K・2000年代:Y2Kとは「2000年ごろ」のこと。当時のファッションが再び注目されています。
- アーカイブ:ブランドの過去の名作を見直す動き。
- 素材感・クラフト感:革の表情や、手仕事のような質感を楽しむ流れ。
なかでも、2000年代のIt Bag(イットバッグ)の復活は見逃せません。イットバッグとは、ひと時代を象徴するような、みんなが憧れたバッグのことです。
2025年以降、パディントン、スパイ、シティなど、2000年代の人気バッグが再登場しています。British Vogueは、中古市場で2000年代のバッグへの需要が高まったことが、ブランドの復刻につながっている、という趣旨の報道をしています。
ちょっとだけ補足
「2000年代のバッグが古くなったのではなく、ファッションが再びあのシルエットを必要としている」。これは、私たちの編集上の見方です。断定するものではなく、「そんな見方もできますよね」というご提案としてお読みください。
Chapter 04
「大きめ・ソフト」に重なる、昔のバッグ
ここからが本題です。ブランド別ではなく、トレンド別に、昔のバッグを見ていきましょう。まずは「大きめ・ソフト」に重なるバッグからです。
バレンシアガ シティ(BALENCIAGA City/2001年)
ニコラ・ジェスキエールによって、2001年に登場したバッグです。Vogueは、当時の高級バッグは硬く構築的なものが多かったなかで、シティはあえてくたっとしたデザインだった、と紹介しています。
つまり、「柔らかいバッグ」を、2001年の時点ですでに提案していたことになります。2026年にはクチュール版のシティがランウェイに登場しました。
- トレンドとの重なり:ソフト・スラウチ・大きめ・ショルダー
フェンディ スパイ(FENDI Spy/2005年)
2005年に登場した、丸みのある大きめのバッグです。やわらかな革と、編み込みのハンドルが目を引きます。当時の「大きなIt Bag」を代表する存在でした。
じつは2005年には、クラッチ版のスパイもあったと紹介されています。大きめ、ソフト、クラッチと、複数のトレンドにまたがるバッグなんです。2025年には復活も報じられました。
- トレンドとの重なり:大きめ・ソフト・クラッチ・Y2K
クロエ パディントン(Chloé Paddington/2005年)
フィービー・ファイロがデザインした、2005年の人気バッグです。大きな南京錠(パドロック)が目印でしたよね。Vogueによれば、2005年春には店頭に届く前に、約8,000個が予約で埋まったと紹介されています。
2025年にクロエが再登場させ、2026年もY2Kバッグ復活の象徴として取り上げられています。
- トレンドとの重なり:大きめ・トップハンドル・Y2K
クロエ マルシー(Chloé Marcie/2010年)
2010年に、ハナ・マックギボンがデザインしたバッグです。気軽に使えるホーボー型に、馬具のようなディテールを加えた一品と紹介されています。
ホーボーとは、くたっと丸みがあって、肩に掛けやすい形のこと。柔らかくて、丸くて、荷物も入る。しかも、ロゴを前面に出しすぎない。このあたりが、今の気分と重なります。
- トレンドとの重なり:大きめ・ソフト・丸み・ショルダー
ここまで読んで、「あれ、うちにもあったかも」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。次は、もう少し「かっちり系」を見てみましょう。
Chapter 05
「トップハンドル」に重なる、昔のバッグ
トップハンドル(上の持ち手)は、昔のバッグの宝庫です。「かっちり」「丸み」「ドクターバッグ風」というキーワードで見ていくと、たくさんの名作が見つかります。
ロエベ アマソナ(LOEWE Amazona/1975年)
1975年に生まれた、ロエベの代表的なバッグです。2本のトップハンドルと、ドクターバッグを思わせる長方形のフレームが特徴。
そして2026年、ロエベはこれを再解釈した「アマソナ180」を登場させました。より柔らかく、スラウチな1本ハンドルのバッグに進化しています。1975年のバッグが、2026年のトレンドにつながっているんです。
- トレンドとの重なり:トップハンドル・ドクターバッグ風・ソフト
プラダ ガレリア(PRADA Galleria/2007年)
2007年に登場。名前は、ミラノにあるプラダの歴史ある店舗にちなんでいます。硬めのサフィアーノレザー(型押しで傷に強い革)と、2本のトップハンドル、箱型のかっちりした形が特徴です。
まさに、今季の「構築的なトップハンドル」に近い雰囲気ですよね。
- トレンドとの重なり:構築的なトップハンドル
フェンディ ピーカブー(FENDI Peekaboo/2008年)
2008年に誕生し、今もフェンディの代表作として続いているバッグです。持ち手だけでなく、開口部の作りまで含めて「見せる」デザインが個性です。
「バッグそのものを見せる」という、今のトップハンドルの流れと相性がいいですね。
- トレンドとの重なり:トップハンドル・構築的
マルベリー ベイズウォーター(Mulberry Bayswater/2003年)
2003年に登場した、英国を代表するバッグです。丸みのあるトップハンドルと、郵便配達員のかばんのような留め金(ポストマンズロック)が印象的。
2026年には、British Vogueが「20年以上たって、再び注目されている」と紹介しています。「アーカイブ再評価」の代表例のひとつです。
- トレンドとの重なり:トップハンドル・大きめ・クラシック
セリーヌ ラゲージ(CELINE Luggage/2010年)
フィービー・ファイロ期に、2010年に登場したバッグです。箱型のボディに、トップハンドル、左右に広がる「翼」のような部分が特徴です。
「かっちりしているけれど、ただの四角ではない」という魅力は、今のトップハンドルの方向性を考えるうえで、大きなヒントになります。
- トレンドとの重なり:トップハンドル・大きめ・構築的
Chapter 06
「East-West・ハーフムーン・クラッチ」に重なる、昔のバッグ
最後に、East-West、ハーフムーン、そして柔らかなクラッチに重なるバッグを見てみましょう。ここは、特に「へえ、そうなんだ」となる名作が多いところです。
フェンディ バゲット(FENDI Baguette/1997年)
1997年生まれ。フランスパンのように脇に抱えることから、この名前がつきました。Vogue Japanも、East-Westの説明で明確にバゲットを挙げています。
2026年には、より柔らかな構造と2本のストラップを備えた新しいバゲットも紹介されました。つまり「昔のバッグが今に合った」のではなく、「昔のアイコンそのものが、今のトレンドとして再解釈された」という流れなんです。
- トレンドとの重なり:East-West・脇に抱える
シャネル イーストウエスト(CHANEL East West/2000年代)
名前からして、East-Westそのものですね。通常のクラシックフラップよりも横に長く、薄型のつくりが特徴です。2000年代に見られましたが、現在は廃番のアーカイブとして知られています。
個体によっては、チェーンの一部を外してクラッチのように使える仕様もあります。「横長」と「クラッチ」を、すでに両方かなえていたわけです。
- トレンドとの重なり:East-West・薄型・クラッチ的な使い方
グッチ ジャッキー(GUCCI Jackie/1961年)
ハーフムーンを代表するバッグです。1961年に登場し、グッチは2026年の今も「ジャッキー 1961」を展開しています。公式でも、ハーフムーンバッグに分類されています。
2025年には、より柔らかくスラウチな方向のジャッキーも登場しました。1961年から2026年まで、形を変えながらつながっているんですね。
- トレンドとの重なり:ハーフムーン・ホーボー・ショルダー
サンローラン モンバサ(Saint Laurent Mombasa/2000年代初頭)
トム・フォード時代のイヴ・サンローランに登場したバッグです。角のような形の大きなハンドルが目印です。
Vogue Japanの2026-27年秋冬の記事でも、ハーフムーン系の例として掲載されました。Vogueは2022年にも、モンバサが再び注目されていることを取り上げています。
- トレンドとの重なり:ハーフムーン・曲線・ホーン型ハンドル
ディオール ガウチョ(Dior Gaucho/2006年)
2006年のガウチョは、馬の鞍(サドル)を思わせる丸みが持ち味です。柔らかな革と、ショルダーストラップのあるタイプもありました。
「サドル」「柔らかな曲線」という今のムードと、近い雰囲気があります。
- トレンドとの重なり:ハーフムーン・サドル・ソフト
ロエベ フラメンコ(LOEWE Flamenco/1970年代・2010年再登場)
「新世代クラッチ」と重なる、意外な名作です。フラメンコは1970年代に登場し、2010年に再登場したバッグと紹介されています。
巾着式で、ひもを絞ると柔らかな袋のような形になります。今の「柔らかい・ふっくら・ポーチ」という言葉に、ぴったりですよね。現行でもクラッチとして展開されています。
- トレンドとの重なり:ソフト・ポーチ・クラッチ・ショルダー
昔のバッグなのに、今見ると不思議と新しい。それを実感していただけたでしょうか。
Chapter 07
トレンド別・昔のバッグ対応表
ここまでのバッグを、ひとつの表にまとめました。「あのバッグはどのトレンドだったかな?」と迷ったときの、早見表としてどうぞ。
| 2026-27年トレンド | 過去のバッグ | 登場時期 | 共通点 |
|---|---|---|---|
| 大きめショルダー・トップハンドル | ジバンシィ ナイチンゲール | 2006年 | 大型・2WAY・柔らかい |
| 大きめショルダー | バレンシアガ シティ | 2001年 | スラウチ・収納力・ショルダー |
| 大きめショルダー | フェンディ スパイ | 2005年 | 大型・ソフト・丸み |
| 大きめショルダー | クロエ パディントン | 2005年 | 大きめ・トップハンドル |
| 大きめ/ソフト | クロエ マルシー | 2010年 | ホーボー・丸み |
| ソフト・クラッチ | ロエベ フラメンコ | 1970年代/2010年再登場 | 巾着・ソフト・ポーチ |
| トップハンドル | ロエベ アマソナ | 1975年 | ドクターバッグ風の構造 |
| トップハンドル | プラダ ガレリア | 2007年 | 構築的・箱型 |
| トップハンドル | フェンディ ピーカブー | 2008年 | 持ち手と構造が主役 |
| トップハンドル | マルベリー ベイズウォーター | 2003年 | 丸み・クラシック |
| トップハンドル | セリーヌ ラゲージ | 2010年 | 箱型・翼のような両サイド |
| East-West | フェンディ バゲット | 1997年 | 横長・脇に抱える |
| East-West | シャネル イーストウエスト | 2000年代 | 横長・薄型 |
| ハーフムーン | グッチ ジャッキー | 1961年 | 曲線・ホーボー |
| ハーフムーン | サンローラン モンバサ | 2000年代初頭 | 曲線・ホーン型ハンドル |
| ハーフムーン | ディオール ガウチョ | 2006年 | サドル風・丸み |
表の一番上が、今回お買取りしたジバンシィ ナイチンゲールです。詳しくは、少し先の章でご紹介しますね。
表の見方のご注意
この表は、形・使い方・デザイン要素の重なりを整理したものです。人気や、将来の価値を評価したものではありません。また、登場時期はモデルやバージョンによって表記が異なる場合があります。
Chapter 08
「昔のバッグ=古い」は、本当でしょうか?
ここで少し立ち止まって、考えてみませんか?「昔のバッグ=古い」という感覚は、どこから来るのでしょうか。
バッグの流れを、ざっくり整理してみます。
- 2000年代:大きめバッグやIt Bagが人気に
- 2010年代後半:ミニバッグやコンパクトなバッグが目立つように
- 2020年代:ヴィンテージやY2K(2000年代ファッション)の再評価
- 2026年:大きめ・ソフト・スラウチ・実用性へ
こうして並べると、大きめのバッグは「なくなった」のではなく、しばらく主役をお休みしていただけ、とも見えますよね。
これは市場の統計ではありません
この流れは、Vogueなどが報じているファッションの変化や、アーカイブ再評価の動きをもとにした、記事上の整理です。「必ずこうなる」と言い切るものではありません。
大切なのは、「古いから」と決めてしまう前に、いちど中身を確認してみること。それだけで、見え方が変わることもあります。
Chapter 09
今回お買取りした、GIVENCHY ナイチンゲール
お待たせしました。今回お買取りしたGIVENCHY ナイチンゲールを、2026年の視点で見てみましょう。
ナイチンゲールって、どんなバッグ?
ナイチンゲールは、ジバンシィのクリエイティブ・ディレクターだったリカルド・ティッシによって、2006年に登場しました。British Vogueは、2006年秋冬のコレクションで初めてランウェイに登場し、ナオミ・キャンベルが持っていたと紹介しています。
LVMHの2008年の年次報告書でも、2006年に始まったナイチンゲールのラインが、アクセサリー部門の成長を支えたことに触れられています。当時から、ジバンシィの大切なバッグだったことがわかりますね。
バッグの名前は、看護師として知られるフローレンス・ナイチンゲールに由来すると紹介されています。ただし、ジバンシィの公式資料で確認できたわけではないので、「そう紹介されています」くらいの受け止めでお読みくださいね。
ひとことで言うと「柔らかいのに、形がある」
ナイチンゲールを表すなら、「ドクターバッグのような存在感があるのに、革は柔らかい」バッグです。使うほどに、自然な落ち感が出てきます。
- 丸みを帯びたボディ
- 柔らかなレザー
- たっぷり入る収納部
- 2本のトップハンドル
- 取り外せるショルダーストラップ
- 上部のファスナー、広めのマチ
ハンドルとショルダーの「2WAY」がポイント
2WAYとは、2通りの持ち方ができること。ナイチンゲールは、ハンドルを持って手提げにも、ストラップを付けて肩掛けにもできます。
この「ハンドル+ショルダー」の組み合わせが、今のトレンドと、とても相性がいいんです。
2026-27年秋冬トレンドとの重なりを表にしてみました
| ナイチンゲールの特徴 | 対応するトレンド | 重なり |
|---|---|---|
| 大容量 | 大きめショルダー | ◎ |
| ショルダーストラップ | 大きめショルダー | ◎ |
| 柔らかなレザー | ソフト・ふっくら系 | ◎ |
| トップハンドル | 進化するトップハンドル | ◎ |
| 丸みのあるボディ | 丸みを帯びたバッグ | ○ |
| 立体的なボディ | ドクターバッグ風の構築感 | ○ |
| クラッチではない | 新世代クラッチ | △ |
| 横長ではない | East-West | △〜× |
| 三日月型ではない | ハーフムーン | △ |
◎は「非常に明確」、○は「共通点が多い」、△は「一部が共通」、×は「ほぼ別方向」という意味です。
見てのとおり、全部に当てはまるわけではありません。ナイチンゲールは、クラッチそのものでも、横長のEast-Westでもないんですね。無理に当てはめないほうが、正直で、信頼できると思うんです。
それでも、「大きめショルダー」と「トップハンドル」との接点は、かなりはっきりしています。ですから、こう言えると思います。
ナイチンゲールと2026年トレンド
2026-27年秋冬に示されているバッグの方向性と、ナイチンゲールのデザインには、重なる部分があります。「今また大流行している」と断定するのではなく、「意外と今っぽく見える」という位置づけです。
素材・サイズ・年代でも表情が変わります
ナイチンゲールは、ひとつの革だけで作られたわけではありません。ラムスキン(子羊の革)、ゴートスキン(山羊の革)、カーフスキン(子牛の革)、パテント系、型押し、エキゾチック素材など、いろいろな素材展開があります。
サイズも、マイクロ、ミニ、スモール、ミディアム、ラージなどがあり、モデルや時期によって寸法が異なります。同じナイチンゲールでも、触ったときの印象や、経年変化が違うんですね。
「2015年」を境にデザインが変わっています
これは、ナイチンゲールを見るうえで、とても大切なポイントです。2015年のプレフォール(春夏と秋冬のあいだのコレクション)で、リカルド・ティッシがナイチンゲールをリデザインしました。
当時の記事などでは、旧タイプと新タイプの違いが、次のように紹介されています。
- 旧タイプ:ボディに縦横のステッチがある/ハンドルの付け根にジバンシィのロゴ金具がある/太めのショルダーストラップ/ストラップにファスナー装飾
- 2015年の新タイプ:ステッチが少なく、なめらかでミニマル/ハンドル付け根のロゴ金具がない仕様も/細く長さ調節できるストラップ/前面に「Givenchy Paris」の刻印
「ハンドルにロゴがないから、偽物では?」と心配になる方もいるかもしれません。でも、これは年代によるデザイン変更のこともあります。
一部分だけを見て判断せず、素材、縫製、金具、刻印、内部の仕様などを総合的に見ることが大切なんです。
今回お買取りしたナイチンゲールも、こうしたモデルの特徴や仕様を確認しながら、状態とあわせて拝見しました。
セレブにも愛された「2000年代のIt Bag」
ナイチンゲールは、2006年の登場以降、ストリートスタイルやセレブリティにも持たれてきたバッグです。British Vogueは、ダコタ・ファニングやケンダル・ジェンナーなどが持っていたことも紹介しています。
2015年のリデザイン後も、キム・カーダシアンやアン・ハサウェイなどの着用が取り上げられました。ナイチンゲールは、一度流行して終わったのではなく、ブランド自身が時代に合わせて更新してきたバッグなんですね。
Chapter 10
昔のバッグを見てもらうときのポイント
では、昔のバッグを見てもらうときは、どんなところがポイントになるのでしょうか。買取店では、「古さ」だけでなく、次のような点を総合的に見ています。
「味」と「傷み」は別ものです
柔らかい革のバッグは、使うほどに自然なシワや落ち感が出てきます。これは、バッグの「味」として見られることもあります。一方で、傷みとして確認する点もあります。
- 確認するもの:四隅の擦れ、底面の傷、ハンドルの黒ずみや付け根の負担、ストラップの傷み、ファスナーの動き、金具の傷、革のひび割れ、表面のベタつき、内側の汚れ、においやカビ、型崩れ
柔らかい革が魅力のバッグだからこそ、革の状態を丁寧に見ることが大切なんです。
査定で見るポイント一覧
- モデル・サイズ:同じブランドでも、モデルや大きさはさまざまです。
- 素材:革の種類で、風合いが変わります。
- 革の状態:角、底、ハンドル、ストラップを重点的に。
- ファスナー・金具:動き、傷、変色、サビなど。
- 内側:汚れ、ペン跡、においなど。
- 付属品:ストラップ、保存袋、ケアカードなど。
付属品が残っていれば、バッグと一緒にお持ちください。ただ、「付属品がないと買取できません」ということはありません。
よくある「あるある」失敗
たとえば、こんな経験はありませんか?
- 「古いし、流行も過ぎたから」と、押し入れの奥にしまい込んでいた
- 紙袋に入れたまま長く置いて、型崩れやにおいが気になってきた
- 「箱も保存袋もないから」と、見せる前にあきらめてしまった
- 「角が擦れているから無理かな」と、確認せずに処分を考えていた
どれも、とてもよくあるお話です。気持ちはよくわかります。でも、「古い」だけでは判断できない、というのが今回の記事のテーマでした。
もし保管中のバッグがあれば、風通しのよい場所に置いて、詰め物(薄紙や小さなタオルなど)で形を整えておくと安心です。無理なお手入れは不要ですよ。
持ち込みまでの流れ
- 気になるバッグを取り出す(ホコリを軽く払うくらいで大丈夫です)
- ストラップや保存袋など、付属品が見つかれば一緒にまとめる
- ピアゴ新城店のお店にお持ちいただく(重くて運べないときは出張も可能です)
- スタッフと一緒に、モデルや状態を確認する
「状態が気になる」「モデルがわからない」という段階でも、まったく問題ありません。状態によっては評価が変わることもありますが、まずは見せていただければ、一緒に確認していきますね。
Chapter 11
いちふじの買取は、店頭と出張。予約なしで大丈夫です
最後に、いちふじのことも少しだけ紹介させてください。
買取は「店頭」と「出張」、予約は不要です
- 店頭買取:お店にバッグをお持ちいただければ、その場で確認します。
- 出張買取:お荷物が多いときや、ご自宅で見てほしいときにも対応しています。
- 予約は不要:店頭でも出張でも、事前のご予約は必要ありません。
「予約しないと行けないのかな」と、ためらう必要はありませんよ。思い立ったときに、気軽にご相談ください。
ピアゴの中にあるので、安心してお越しいただけます
いちふじ ピアゴ新城店は、ピアゴ内にあるお店です。買取専門店って、ちょっと入りにくいイメージがありますよね。「ひとりで入るのは緊張する」という方も少なくありません。
その点、ふだんのお買い物で使う施設の中にあるので、初めての方でも立ち寄りやすいと思います。お買い物のついでに、気軽にお声がけください。
こんなときも、どうぞご相談ください
- ブランド名しかわからないバッグがある
- 昔買ったバッグで、今の服に合うかわからない
- 実家の整理で、古いバッグがたくさん出てきた
- 1点だけ、少しだけでも見てもらいたい
バッグのほか、貴金属、ブランド時計、ジュエリー、カメラ、骨董品なども取り扱っています。ご家族のお手伝いで、代わりにお持ちいただくのも大丈夫です。
Chapter 12
まとめ|昔のバッグを、いま見直してみませんか?
長い記事を、最後までお読みいただきありがとうございます。ポイントを3行でまとめますね。
要約(3行)
- 2026-27年秋冬は、大きめ・柔らかい・トップハンドルなど、昔のバッグとよく重なるトレンドです。
- ジバンシィ ナイチンゲールのように、2000年代のバッグにも今の気分と重なる特徴があります。
- 「古いから」と決めつけず、モデルや状態を確認してみることが大切です。
次にやること
- クローゼットで眠っているバッグを、ひとつ取り出してみる
- ブランド名やモデル名、素材などを、わかる範囲で見てみる
- ストラップや保存袋など、付属品を探してみる
- 気になったら、ピアゴ新城店へ(店頭でも出張でも、予約は不要です)
バッグは、しまい込んだままだと、少しずつ状態が変わってしまうこともあります。「そろそろ見直そうかな」と思ったときが、ちょうどいいタイミングかもしれません。お気軽にお越しくださいね。
BOUTIQUE INFO
買取専門いちふじ ピアゴ新城店
参考にした情報
Vogue Japan「2026-27年秋冬バッグ、狙うべき5大トレンドは?」/Harper’s BAZAAR「The Fall/Winter Bag Trends for 2026」/British Vogue(フェンディ スパイの復活、マルベリー ベイズウォーターの再評価)/Vogue(バレンシアガ シティ、ロエベ、グッチ、クロエ、サンローラン モンバサ)/PurseBlog(ジバンシィ ナイチンゲール、フェンディ スパイ)/グッチ・フェンディ・マルベリー各公式サイト。内容は2026年9月時点で確認できた情報をもとにしています。モデルの仕様や登場時期は、資料によって表記が異なる場合があります。
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