【買取実績】ロレックス サブマリーナー デイト 126613LNを買取しました!歴史・歴代モデルの違い・査定ポイントまで徹底解説【いちふじ新城】
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買取専門店✧いちふじピアゴ新城店です!
ロレックス サブマリーナー デイト 126613LN
を高価買取しました!
【買取実績】ロレックス サブマリーナー デイト 126613LNを買取しました!歴史・歴代モデルの違い・査定ポイントまで徹底解説【新城市】
はじめに:結論からお伝えします
今回は、ロレックス サブマリーナー デイト Ref.126613LNをお買取りしました。ステンレスとイエローゴールドを組み合わせた、ブラック文字盤・ブラックベゼルのコンビモデルです。
結論からお伝えすると、サブマリーナは「人気の有名時計」というだけではありません。70年以上の歴史の中で、少しずつ姿を変えてきた時計です。だからこそ、同じサブマリーナでも、型番や仕様、状態によって見られ方が変わります。
そして、古くても、動かなくても、余りコマや付属品が足りなくても、処分する前に一度、査定で確かめる価値があります。
この記事では、次のようなお話をします。
- 今回お買取りした126613LNは、どんな時計?
- サブマリーナは、どうやって進化してきたの?
- 愛好家は、どんなところに夢中になるの?
- 買取店は、サブマリーナのどこを見るの?
- 余りコマがない時計でも、査定できるの?
専門用語はやさしく説明します。時計にくわしくない方も、ゆっくり読み進めてくださいね。
この記事の読者さんへ
こんな方を思い浮かべながら書いています。
- 昔購入したロレックスが、引き出しに眠っている
- ご家族から譲り受けた時計が、型番も分からないまま残っている
- 動かなくなってしまった
- 箱や保証書、余りコマが見つからない
- 古い時計だから、価値がないと思っている
- ロレックスの歴史や、逸話に興味がある
ひとつでも当てはまったら、きっとお役に立てます。
「古いから」「付属品がないから」と、ご自分だけで決めてしまわなくて大丈夫です。
今回お買取りした「サブマリーナー デイト 126613LN」
まずは、今回の時計を紹介します
今回のお品物は、こちらです。
- ブランド:ROLEX(ロレックス)
- モデル:サブマリーナー デイト
- 型番:Ref.126613LN
- 文字盤・ベゼル:ブラック
- ケース・ブレスレット:ステンレススチール×イエローゴールド(イエローロレゾール)
- ムーブメント:自動巻き Cal.3235
- ケース径:41mm
- 防水性能:300m
- パワーリザーブ:約70時間
- 状態の情報:余りコマなし
今回の3つの特徴
- ブラックの文字盤とベゼルによる、サブマリーナらしいスポーティーな印象
- ステンレスとイエローゴールドのコンビによる、高級感と実用性の両立
- 日付表示つきの現行世代で、セラクロム製ベゼルなどを備えること
「ロレゾール」って、なに?
ロレゾールとは、ロレックスが使う言葉で、ステンレス(オイスタースチール)と金を組み合わせた素材構成のことです。今回は、金の部分がイエローゴールドなので、「イエローロレゾール」と呼ばれます。
ブレスレットの中央の金色の部分が、黒い文字盤とベゼルに映えて、スポーツウォッチでありながら華やかな表情になっています。
型番は「126613LN」です
ロレックスは、型番(リファレンス)で細かく仕様が決まっています。同じサブマリーナでも、型番によって素材や色、サイズが違います。たとえば、同じコンビでも、ブルー文字盤・ブルーベゼルの別の型番とは、区別して見ていきます。
サブマリーナとは?1953年に生まれたダイバーズウォッチ
結論:70年以上続く、ロレックスの代表的なシリーズです
サブマリーナは、1953年に登場したダイバーズウォッチです。ロレックスの公式の歴史によると、登場時の防水性能は水深100m。翌1954年には、水深200mの防水性能が保証されました。
その後、1969年には日付表示つきの「サブマリーナ デイト」が登場。1979年には、防水性能が水深300mに引き上げられました。
サブマリーナらしさをつくる4つの要素
① 回転ベゼル
潜水時間を管理するための、大切な機能です。ベゼルの目盛りで、分単位の経過時間が分かります。サブマリーナらしさをつくる、代表的なデザインです。
② 見やすい文字盤
暗い水中でも読み取れるよう、針やインデックス(時刻の目印)には、光る素材が使われてきました。現行モデルでは、クロマライトという表示が使われています。
③ 丈夫なケースとブレスレット
ねじ込み式のリューズ(竜頭)など、防水性と耐久性を支える工夫があります。現行の世代には、ブレスレットを細かく調節できる「グライドロック」という機構を備えたモデルがあります。
④ ダイビング以外でも使いやすいデザイン
ダイビングに必要な機能を備えながら、日常でも使いやすい。そこが、長く愛されている理由のひとつです。
注意したいこと
これらの装備は、世代によって違います。初代から、すべて同じ仕様だったわけではありません。サブマリーナの歴史は、世代ごとに仕様が変わってきた歴史です。
歴史①|1950〜60年代:ダイバーズウォッチの基礎を築いた時代
初期のサブマリーナは、いまとだいぶ違います
初期のサブマリーナは、現行モデルとは外観がかなり違います。
- リューズガードがない
- ドーム状のプラスチック風防(ガラスの部分)
- 細身のケース
こんなモデルもありました。
1959年ごろ:Ref.5512の登場
その後、1959年ごろに登場したRef.5512で、リューズガード(リューズを守る出っ張り)が採用されました。現在まで続く、サブマリーナの外観に近づいていきます。
Ref.5513は、長寿モデルです
Ref.5513は、1960年代から1990年ごろまで作られた、長寿のモデルです。日付表示のない「ノンデイト」で、ヴィンテージのサブマリーナを語るときに欠かせません。
この時代の主なモデル
- Ref.6204など:初期のモデル群。サブマリーナの出発点
- Ref.6538:大きなリューズが特徴。映画との関わりでも知られる
- Ref.5512:リューズガードを採用した、重要なモデル
- Ref.5513:長い製造期間を持ち、文字盤などの細かな違いが楽しまれている
同じ型番でも、仕様はいろいろ
Ref.5513は、製造された時期によって、文字盤の書体や、光る素材、インデックスの形などが違います。
「古いから、必ず珍しい」わけではありません。どの年代の、どの仕様の個体なのかを見極めることが大切です。
歴史②|1969〜70年代:初のデイトモデルと、「赤サブ」
1969年、日付表示つきのサブマリーナが登場
1969年に、日付表示を備えたサブマリーナ デイト Ref.1680が登場しました。日付を拡大して読みやすくする「サイクロップレンズ」(日付の窓にのった小さなレンズ)も、この世代を語るうえで大切な特徴です。
防水性能は、200mでした。
「赤サブ」って、なに?
この世代で、特に有名なのが「赤サブ」です。
文字盤の「SUBMARINER」の文字が、赤色で印字されたRef.1680の通称です。ヴィンテージロレックスの、代表的なコレクターズモデルとして知られています。
後年の同じ型番には、白い文字のものもあります。
「赤サブなら何でも高い」わけではありません
ここは、正直にお伝えしたいところです。
- 同じRef.1680でも、赤文字と白文字の違いがある
- 赤文字の中にも、細かな違いがある
- 文字盤や針、ベゼルが、当時の仕様のままかが大切
- 文字盤の交換や修復の有無で、評価が変わることがある
赤サブの文字盤の違いは、書体や文字の位置など、とても細かいものです。写真だけで確定するのは、むずかしいです。
この話から分かるのは、サブマリーナが「ただの古い時計」ではないということ。作られた当時の仕様そのものが、評価の対象になる時計だということです。
歴史③|1979〜80年代:Ref.16800から168000へ
技術の大きな転換点「Ref.16800」
Ref.16800は、サブマリーナの技術が大きく変わった節目のモデルです。
- 風防が、プラスチックからサファイアクリスタル(傷に強いガラス)に
- 防水性能が、200mから300mに
- ムーブメントが、日付の早送りができるCal.3035に
- 逆回転防止ベゼルという仕組み
「初期のデイト」と「その次の世代」で、時計の中身も外側も、進化したんですね。
1680と16800の違い
- Ref.1680(1969年ごろ):プラスチック風防、防水200m、Cal.1570系
- Ref.16800(1979年ごろ):サファイアクリスタル風防、防水300m、Cal.3035
「トリプルゼロ」Ref.168000
その後のRef.168000は、「トリプルゼロ」という通称で知られる、移行期のモデルです。型番が16800から168000へ変わったことで、歴代モデルを調べる方の関心を集めやすいモデルです。
ただし、168000は、製造期間の書き方が資料によって違います。ここでは、「1980年代に登場した、短い移行期のモデル」としておきます。
歴史④|1980年代末〜2000年代:Ref.16610がロングセラーに
「Ref.16610」の長い時代
Ref.16610は、1988〜1989年ごろから2010年ごろまで作られた、サブマリーナ デイトのロングセラーです。ムーブメントはCal.3135で、防水性能は300m。長い製造期間のなかで、細かな仕様変更が行われました。
「うちの時計は、これかも」と思い出してみてください
この世代は、特に大切です。1990年代や2000年代に購入したサブマリーナは、16610や、その周辺の世代である可能性があります。
同じ時期のモデル
- Ref.16610:黒い文字盤、黒いアルミ製ベゼルのデイト。代表格
- Ref.14060:日付表示がないモデル。Ref.5513の後継。サファイア風防と300m防水
- Ref.16610LV:2003年に登場した、サブマリーナ誕生50周年の記念モデル。黒い文字盤にグリーンのベゼル。通称「カーミット」
通称は、正式名ではありません
「カーミット」などは、愛好家や中古時計の市場で使われる呼び名です。ロレックスの正式なモデル名ではありません。ですから、型番とセットで覚えるのが確実です。
歴史⑤|2010〜2020年:セラクロムベゼルと「ハルク」
2010年ごろ、大きな変化がありました
2010年ごろに登場したRef.116610の世代では、デザインと素材が大きく変わりました。
- ベゼルのインサートに、傷に強いセラクロム(セラミック)を採用
- ケース径は40mm
- 以前の世代より、ラグ(ベルトがつく部分)やリューズガードが太く見える「スーパーケース」
この世代の主な型番
- Ref.116610LN:黒い文字盤、黒いセラミックベゼル、日付表示あり(通称:ブラックサブ)
- Ref.116610LV:緑の文字盤、緑のセラミックベゼル、日付表示あり(通称:ハルク)
- Ref.114060:黒い文字盤、黒いセラミックベゼル、日付表示なし(ノンデイト)
通称と型番を、セットで
「ハルク」は、緑の文字盤と緑のベゼルの組み合わせが目を引くモデルです。黒い文字盤のサブマリーナとは、色で見分けやすいですよね。
ただし、「ハルク」「カーミット」は愛好家の呼び名。調べるときは、型番もあわせて書き留めておくと、間違いが減ります。
歴史⑥|2020年代:現行世代のRef.124060・126610・126613へ
2020年に、現行世代へ
2020年に現行世代に移り、代表的な型番はこうなりました。
- Ref.124060:日付表示なし。41mm。Cal.3230
- Ref.126610LN:日付表示あり、黒ベゼル。41mm。Cal.3235
- Ref.126610LV:日付表示あり、緑のベゼル。黒文字盤との組み合わせ
- Ref.126613LN:今回の時計。ステンレス×イエローゴールドのコンビ。黒文字盤、黒ベゼル
現行世代の特徴
ロレックスの公式資料によると、現行のRef.124060とRef.126610LNは、ケース径41mm、防水性能300m。パワーリザーブは約70時間です。両モデルとも、セラクロムのベゼルと、グライドロックを備えています。
約70時間って、どのくらい?
たとえば、金曜日の夜に時計を外して、週末のあいだ使わなくても、条件によっては月曜日まで動き続ける、くらいの長さです。ただし、実際の持続時間は、巻き上げの状態などによって変わります。
「新しいほど優れている」わけではありません
ここも大切なところです。
- 現行モデルは、技術や使いやすさの面で進化しています
- 過去のモデルには、当時ならではの素材や文字盤、ケースの形があります
- それを好む愛好家も、たくさんいます
新しいから優れている、古いから高い。そういう単純な関係ではありません。それぞれの世代に、違う魅力と、違う評価の見方があります。
デイトとノンデイト、黒・緑・青・コンビ、バリエーションはいろいろ
デイトとノンデイトの違い
- ノンデイト:日付表示がありません。3時の位置に窓がなく、文字盤が左右対称に見えます。シンプルな外観が好きな方に人気です
- デイト:3時の位置に日付が出ます。サイクロップレンズで、日付を大きく読み取れます。実用性を重視する方に向いています
どちらが「上」ということではありません。使い方や好みで選ばれています。
色や素材のバリエーション
ブラック系
黒い文字盤と黒いベゼルは、サブマリーナの王道。服を選ばず、日常使いにもスポーツにも合います。
グリーン系
カーミット、ハルク、後のグリーンベゼルのモデルなど、世代によって緑の取り入れ方が違います。「緑だから同じモデル」とは言えません。
ブルー系・コンビモデル
ステンレスとイエローゴールドのコンビには、ブルー文字盤・ブルーベゼルの仕様もあります。「青サブ」と呼ばれることもあり、黒とは違う華やかさがあります。
金無垢モデル
ケースもブレスレットも金のモデルもあります。ステンレスとは、素材も重さも違うため、時計としての評価と、金の素材としての構成の両方を踏まえて見ます。
色違いではなく、方向性の違い
これらは、単なる色違いではありません。デザインの方向性や、素材の構成が違う、バリエーションです。
126613LNの魅力|イエローロレゾールのコンビモデル
「スポーツ」と「上品さ」の、いいとこ取り
コンビモデルは、ステンレスの丈夫さと、イエローゴールドの華やかさをあわせ持つのが魅力です。
- ステンレスは、日常使いに頼もしい素材
- イエローゴールドは、あたたかみのある、上品な輝き
- 黒い文字盤とベゼルが、全体を引き締める
41mmのケースと、セラクロムのベゼル
126613LNのベゼルには、傷に強いセラクロムのインサートが使われています。ただし、傷に強い素材でも、強い衝撃で欠けることがあります。絶対に傷つかない、というわけではありません。
金が使われている=金の重さで決まる、ではありません
ここは、買取店として、はっきりお伝えしたい点です。
金を使った時計は、金が使われていることと、時計全体を金の重さだけで評価することは別です。
- ロレックスの時計としての需要
- 型番
- 動作
- 外装の状態
- 素材の構成
こうしたことを、合わせて見ます。
また、金は傷がつきにくい素材ではありません。コンビモデルでは、ステンレスの部分と、金の部分、それぞれの状態を確認します。
愛好家の世界①|サブマリーナの誕生と、映画『007』の逸話
1950年代、時計は「道具」でした
ここからは、サブマリーナ愛好家のお話です。
1950年代、海の中で安全に時間を確認することは、大きな技術的課題でした。見やすさ、防水性、操作の確実さ。普通の腕時計とは違う条件が求められました。
当時のサブマリーナは、船の修理などの専門職だけでなく、休日にダイビングを楽しむ一般の方にも向けられていた、と言われます。プロの道具でありながら、新しいレジャー文化を象徴する時計でもあったんですね。
「世界初のダイバーズウォッチ」とは言い切れません
実は、同じ1953年に、ブランパンの「フィフティ ファゾムス」も誕生しています。フランス海軍の潜水部隊の要望が、開発の背景にありました。
ですから、「世界で初めてダイバーズウォッチを作ったのはロレックス」とは、単純には言えません。1953年は、本格的なダイバーズウォッチの歴史にとって、大切な年です。
映画『007』とサブマリーナ
サブマリーナの知名度を語るうえで、映画『007』は欠かせません。
初代ジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリーの映画『ドクター・ノオ』(1962年)では、サブマリーナのRef.6538とされる時計が登場します。大きなリューズが特徴で、愛好家のあいだでは「ビッグクラウン」と呼ばれます。
どこまで確かなの?
ここは、正直にお伝えします。
映画に出てきた時計がRef.6538と広く紹介されていることは、よく知られています。ただ、撮影に使った時計の所有者についての話には、いくつかの説があって、すべてが確定しているわけではありません。
ですから、「ボンドが愛用した時計」と言い切るより、「ボンド役が着用したことで知られる」くらいの言い方が適切です。
時計に、物語が加わりました
もともとは潜水用の機能時計だったサブマリーナ。映画を通して、ダイビングをしない人にも「憧れの時計」として知られるようになりました。実用性に、文化的な価値が加わった一例です。
愛好家の世界②|文字盤の「小さな違い」に夢中になる理由
ヴィンテージでは、文字盤の細部が研究されています
ヴィンテージのサブマリーナでは、同じ型番でも、文字盤の細かな違いが分類の対象になります。代表例がRef.5513です。
ギルトダイヤル
「ギルト」は、黒く光沢のある文字盤に、金色に見える文字や目盛りを組み合わせた初期の仕様です。
- 黒い文字盤に、金色の表示が映える
- 光の角度で、表情が変わる
- 後年のモデルとは違う雰囲気がある
ただし、ギルトだから必ず高額、というわけではありません。型番、仕様、状態、オリジナル性、需要を合わせて考えます。
マットダイヤル
「マット」は、光沢を抑えた文字盤です。白い印字と、落ち着いた黒い表面が特徴で、道具らしい表情があります。
Ref.5513には、マット文字盤の時代が長くありました。派手さよりも、サブマリーナ本来の機能的な魅力を好む愛好家もいます。
「メーターファースト」と「フィートファースト」
文字盤の水深表示の順番による呼び名です。
- メーターファースト:先にメートル(200m)、次にフィート(660ft)
- フィートファースト:先にフィート、次にメートル
この順番の違いが、時計の仕様を考える手がかりになります。ただし、表記の順番だけで、製造年は確定できません。ケースや文字盤の書体など、ほかの部品との整合性も調べます。
「マキシダイヤル」と、王冠マーク
光るインデックスが大きい仕様を、愛好家は「マキシダイヤル」と呼びます。また、文字盤の上の王冠マークの形が、時代や仕様で違うため、それも注目されます。
これらの呼び名は、ロレックスが正式に決めたものではありません。愛好家のあいだの呼び方です。王冠マークだけを見て、希少性を判断するのは危険です。
一般の方には関係ない?
そんなことはありません。「古いロレックスは、型番や文字盤の細部で見られ方が変わる」。これを知っておくだけで、処分する前に一度見せようという気持ちになれると思います。
愛好家の世界③|経年変化が魅力になる?トロピカル・ゴースト・スパイダー
普通は、変色や傷は「マイナス」です
ふつうの腕時計では、変色や傷は、状態のマイナス要素です。でも、ヴィンテージの世界では、経年変化が個体の特徴として注目されることもあります。
ただし、経年変化があることと、それで価値が上がることは、別の話です。
トロピカルダイヤル
もともと黒かった文字盤が、長い年月で茶色系に変化したものを、「トロピカルダイヤル」と呼びます。濃いブラウンから、明るいキャラメル色まで、いろいろです。
- 同じ黒い文字盤でも、個体ごとに色合いが違う
- 長い年月が生んだ、独特の表情を楽しめる
ただし、茶色いから必ずオリジナルのトロピカル、とは限りません。再塗装や交換、そのほかの変色との区別が必要です。
ゴーストベゼル
黒いベゼルが、経年変化でグレーや青みがかった色に見えるようになった状態です。ただし、あとから交換されたベゼルのこともあります。
スパイダーダイヤル
文字盤の表面に、蜘蛛の巣のような細かなひびが出た状態です。ヴィンテージのサブマリーナの一部で知られています。これも、見る人によって評価が違います。
通称は、価値の保証ではありません
- トロピカル:色だけで、本物の経年変化と決めつけない
- ゴースト:交換部品か、当時のものかを確認する
- スパイダー:ひびの程度や、オリジナル性を確認する
「経年変化があれば高く売れる」とは言えません。変化の種類、時計本来の仕様、市場での評価を、個別に確認する必要があります。
失敗あるある:「変色したから、もうダメ」と思ってしまう
文字盤が茶色くなったり、ベゼルの色が抜けたりした古いロレックス。「変色してしまったから、価値はないだろう」と思って、そのままにしている方もいます。
でも、変色が個性として見られることもあります。逆に、ご自分で磨いたり、塗り直したりすると、本来の状態が分からなくなります。そのままの状態で、見せてください。
愛好家の世界④|軍用「ミルサブ」と、深海潜水の「COMEX」
一般販売モデルとは違う、特別な仕様
サブマリーナには、一般には売られなかった、特別な仕様の時計もあります。時計が、実際の仕事の道具として作られたことが分かるお話です。
ミルサブ(MilSub)
「ミルサブ」は、Military Submarinerの略で、愛好家の呼び名です。特に、英国海軍向けに供給された、軍用仕様のサブマリーナが知られています。
オークション資料では、1970年代に英国国防省向けに作られた個体について、通常のモデルとは違う次のような特徴が紹介されています。
- 固定式のラグバー(ベルトを留める棒が、バネ式ではない)
- 刀のような形の「ソードハンド」の針
- 60分の目盛りが全周にあるベゼル
- 文字盤の丸で囲まれた「T」(光る素材の表示)
COMEXサブマリーナ
COMEXは、フランスの海洋潜水関連の企業です。深い海での長時間の潜水(飽和潜水)に使う時計について、ロレックスと関係を築きました。
飽和潜水では、時計の内部に入り込んだヘリウムが、浮上のときに膨らんで、時計に問題を起こすことがあります。その対策として、ケースの横にヘリウムを逃がすバルブが作られました。COMEX向けのRef.5514などが、その代表です。
「それっぽい」だけでは、判断できません
- ミルサブのような針やベゼルを付けても、本物のミルサブになるわけではありません
- COMEXのロゴや刻印があるだけで、正規の業務用モデルとは言えません
- 部品の組み合わせ、来歴、識別情報などを、総合的に確認します
特別な仕様ほど、本物かどうか、当時のままかどうかが重要になります。
愛好家の世界⑤|「カーミット」「ハルク」「スターバックス」
通称が生まれる理由
サブマリーナには、愛好家が付けたあだ名がたくさんあります。型番の数字だけでは覚えにくいので、色や印象で覚える文化があるからです。
- カーミット:Ref.16610LV。黒い文字盤とグリーンのアルミニウム製ベゼル
- ハルク:Ref.116610LV。グリーンの文字盤とグリーンのセラミックベゼル
- スターバックス:Ref.126610LV。黒い文字盤とグリーンのセラミックベゼル
通称と型番は、セットで
これらは、あくまで愛称です。販売店や愛好家によって、使い方が少し違うこともあります。
また、「緑のベゼル」という共通点だけで、複数の世代を同じモデルと考えるのは正確ではありません。ベゼルの素材、文字盤の色、ケースやムーブメントの仕様が、それぞれ違います。
「フラット4」という小さな違い
カーミットの中でも有名なのが、「フラット4」です。Ref.16610LVの一部のベゼルで、「40」の数字の「4」の形が特徴的なものを、愛好家はこう呼びます。2003年ごろの個体に見られる、初期の仕様として知られています。
ここから分かるのは、愛好家の関心が、色や型番だけではないことです。ベゼルの数字の形まで、研究の対象なんです。
ただし、ベゼルは交換できる部品です。フラット4のベゼルが付いていても、時計全体が初期の仕様とは限りません。
サブマリーナの査定では、どこを見る?
結論:ブランド名だけでなく、細かな仕様と状態を見ます
ここからは、買取店ならではのお話です。
① 型番と、モデルの需要
まず、どのモデルなのかを確認します。同じサブマリーナでも、次のような違いがあります。
- ノンデイトか、デイトか
- ベゼルや文字盤の色
- ステンレスか、コンビか、金無垢か
その型番が、いまの中古市場でどう見られているかも、あわせて確認します。市場は変動するため、定価や過去の買取だけで、いまの評価は決められません。
② ケース・ベゼル・文字盤・ガラス
- ケース:傷、打痕、変形、研磨による形の変化
- ベゼル:欠け、傷、汚れ、目盛りの状態
- 文字盤・針:傷、汚れ、変色、針やインデックスの状態
- ガラス:傷、欠け、ひび
- 日付表示:日付の切り替わり
- リューズ:操作感、ねじ込み、巻き上げ
③ ムーブメントと動作
- 時刻合わせや巻き上げに、異常がないか
- 秒針が、正常に動くか
- 日付の早送りや切り替わりが、正常か
- 精度や振動など、内部の動作に問題がないか
外観がきれいでも、内部に不具合のことがあります。逆に、止まっている時計でも、モデルや部品の状態によっては、査定の対象になります。
④ ブレスレットと余りコマ
ブレスレットの伸び、傷、クラスプ(留め具)の状態、コマ数と長さなどを確認します。余りコマについては、次の章でくわしくお話しします。
⑤ 箱・保証書などの付属品
箱、保証書、取扱説明書、余りコマなどは、確認の材料になります。ただし、あれば必ず大きく評価が上がる、というものではありません。
⑥ ヴィンテージは「オリジナル性」が大切
古いサブマリーナでは、文字盤や針、ベゼルが、当時のままかどうかが重要になることがあります。
- 実用時計として見るなら、「正常に使えるか」が大切
- コレクターが見るなら、「当時の仕様が残っているか」が大切
交換された部品が、必ず悪いわけではありません。メーカーの修理で、実用性が上がることもあります。ただ、評価の観点が違うんです。
たくさんありますが、お客様が調べる必要はありません
ここまで並べましたが、お客様がご自分で全部を調べる必要はありません。ここは私たちの仕事ですので、安心してお任せください。
余りコマがないロレックスも、査定できる?
結論:大丈夫です。余りコマがなくても、査定できます
今回のお品物は、余りコマがない状態でした。
余りコマとは、ブレスレットの長さを調整するときに、取り外したコマのことです。「どこかにしまったけれど、見つからない」という方も、多いと思います。
「余りコマがない」と「コマが欠けている」は別
ここは、区別しておきたいところです。
- 余りコマがない:取り外した追加のコマが、手元にない
- コマが欠けている:いま付けているブレスレット自体に、足りないコマがある
今回確認できたのは、「余りコマが付属していない」ということだけです。
査定では、こんな点を見ます
- いま付けているブレスレットの、コマ数と長さ
- 伸び、傷、打痕などの状態
- クラスプの開閉や、調整機構の状態
- 手首のサイズに合う長さが、残っているか
グライドロックがあれば、余りコマは不要?
このモデルには、ブレスレットを細かく調整できる「グライドロック」があります。ただし、微調整ができるから余りコマはいらない、というわけではありません。いま付いているブレスレットが短すぎれば、追加のコマが必要になることもあります。
「必ず大きく減る」とは、言えません
余りコマがないと、必ず大幅に減る。そういう一律の説明は、適切ではありません。影響の大きさは、ブレスレットの長さや状態、需要などによって変わります。
査定では、余りコマの有無だけで判断しません。時計本体の型番・状態・動作と合わせて、総合的に評価します。
失敗あるある:余りコマを探し回って、疲れてしまう
「余りコマが、どこかにあるはず」と、家中を探し回って、疲れてしまう方がいます。
もちろん、見つかれば、一緒にお持ちください。でも、見つからなくても、あきらめなくて大丈夫です。
古い・動かない・付属品がない時計は、どうなる?
古くても、確認する価値があります
「古いロレックスだから、価値がない」とは限りません。製造が終わったモデルでも、型番、仕様、状態、市場の需要によって、評価されることがあります。
特に古いサブマリーナは、現行モデルとは違うケースの形や、文字盤の仕様が、魅力になることもあります。ただし、古ければ必ず高い、ということでもありません。
型番が分からなくても、大丈夫です。時計を拝見して、確認できる範囲から査定します。
動かない時計
動かない原因は、いろいろです。内部の状態や、修理に必要な費用が、評価に影響します。
「壊れているから、価値がない」と決めつけないでください。一方で、「壊れていても必ず高く買い取れます」とも、お約束できません。まずは、見せていただくことが大切です。
箱や保証書がない時計
箱や保証書がなくても、時計本体の型番・仕様・状態から、評価できることがあります。付属品を紛失していても、処分する前に、ご相談ください。
オーバーホールしてから売ったほうがいい?
売る前に、オーバーホール(時計の分解掃除)をしたほうがいいか。これは、よくあるご質問です。
オーバーホールは、機械式時計の維持に大切です。ただ、売却の前に費用をかけても、その分だけ査定が上がるとは限りません。
- 修理費用
- 個体の状態
- 交換される部品
- 中古市場での需要
こうしたことで、費用をかけることが合理的かどうかは、変わります。特に、ヴィンテージのモデルでは、修理で実用性が上がる一方、交換部品によって当時の仕様が変わることもあります。
- まず、現在の状態で、査定を受ける
- 修理が必要と言われても、修理費用と売却時の評価を、別々に考える
- 価値が分からないうちは、無理に費用をかけない
この3つを、おすすめします。
自分で分解したり、磨いたりしない
自分で時計を分解したり、内部を調整したりするのは、避けてください。ケースを強く磨くと、角が丸くなって、本来の形が変わることもあります。そのままの状態で、お持ちください。
防水性能は、いまも同じとは限りません
数十年前の個体は、いまも300m防水が保たれているとは限りません。カタログの防水性能は、その個体がいまも同じ性能を持つ保証ではありません。水に触れるご使用は、点検を受けてからにしてください。
「人気がある」と「高く売れる」は、同じではありません
正直に、お伝えします
サブマリーナは、とても知名度の高い時計です。でも、知名度が高いことと、すべての個体が高く売れることは、別の話です。
- 古いサブマリーナほど高い、とは限りません
- 赤サブなら、どれでも高額、とは限りません
- 箱や保証書があれば必ず高い、とも限りません
- 「いつ売っても、買ったときより高い」とも、お約束できません
中古市場の価格は、モデル、仕様、状態、需要、為替などで変わります。将来の値上がりを保証するのではなく、いまの個体の評価を確かめることが大切です。
だから、実物を見て確かめます
- 正確な型番
- 仕様と状態
- 市場での需要
この3つを確認して、はじめて評価ができます。「サブマリーナだから」だけでは、決められないんです。
ご自宅の時計をチェックしてみましょう
分かる項目だけで、大丈夫です。
- ☐ 裏蓋や保証書などで、型番を確認できる
- ☐ 日付表示の有無や、ベゼル・文字盤の色が分かる
- ☐ いま動いているか、止まっているかを確認した
- ☐ 箱、保証書、余りコマなどの付属品を探した
- ☐ 購入時や、過去の修理に関する記録があれば確認した
型番が分からない、動かない、付属品が見つからない。そんなときも、まずは現物を見せてください。
ご家族の時計・昔買った時計も、処分する前にご相談ください
「昔買った時計だから」と、決めつけないでください
こんなふうに思っていませんか?
- 「何十年も前のものだから、もう古い」
- 「動かないから、価値はない」
- 「型番も分からないし、箱もない」
さきほどお話ししたとおり、サブマリーナは、世代ごとに仕様が違う時計です。ご自宅の時計がどの世代なのかは、見てみないと分かりません。
遺品整理・生前整理で出てきた時計も
- 誰の時計か、よく分からない
- ロレックスらしいが、モデルが分からない
- ほかの時計も、何本もある
そんなときも、ご安心ください。ブランド、モデル、状態を確認しながら、査定します。
「売る」と決めなくても大丈夫です
いきなり売ると決めなくても、構いません。価値を確かめてから、どうするかを考える。そんな方法もあります。ご家族と一緒に、査定の内容を聞いていただいても大丈夫です。
家の整理で、ほかのものも出てきたら
時計のほかに、貴金属、ジュエリー、ブランドバッグ、古銭なども見つかることがあります。まとめてご相談いただけます。
ロレックスの買取なら、買取専門いちふじ ピアゴ新城店へ
ピアゴ新城店の中にあります
当店は、ピアゴ新城店1階にあります。毎日のお買い物のついでに、気軽にお立ち寄りいただけます。
「買取店って、ちょっと入りにくい」という方も、安心してください。スーパーの中なので、ふだんの買い物の流れで来られます。
店頭査定は、予約なしでOKです
- 店頭での査定は、予約不要です。そのままお越しください
- 査定は無料です
- 「値段だけ知りたい」というご相談も、歓迎です
- 「売るか迷っている」という段階でも、大丈夫です
- 査定の結果を聞いてから、売るかどうかをお決めいただけます
出張買取も、ご相談ください
- ご自宅に伺う出張買取も行っています
- 出張買取は、事前のご予約・ご相談をお願いしています
- 高価な時計を、家から持ち出したくないときも、お電話でご相談ください
こんなお品物も、お待ちしています
- ロレックスをはじめとする、ブランド時計、古い時計、動かない時計
- 金・プラチナなどの貴金属、ジュエリー
- ブランドバッグ、財布
- 古銭、カメラ、骨董品
新城市、豊川市、豊橋市、設楽町、東栄町、豊根村など、近隣の方もお気軽にご相談ください。
お持ちいただくもの
- 時計本体(そのままの状態で)
- 付属品があれば(箱、保証書、余りコマなど)
- 身分証明書(買取が成立したときに必要です)
ロレックス サブマリーナの買取に関する、よくある質問
Q. 古いサブマリーナでも、買い取ってもらえますか?
古いモデルも、査定の対象になる場合があります。型番、製造時期、仕様、状態、市場の需要などで評価が変わるため、年代だけで価値がないと判断する必要はありません。
Q. 型番が分からないときは?
無理にご自分で調べたり、時計を分解したりする必要はありません。保証書などがあれば参考になりますが、なくても、現物から確認できることがあります。
Q. 動かないサブマリーナでも、査定できますか?
動かない時計も、内部の状態や修理の必要性などを確認して、評価できる場合があります。最初から価値がないと決めつけず、ご相談ください。
Q. 余りコマがありません。大丈夫ですか?
大丈夫です。余りコマがないだけで、時計の価値がなくなるわけではありません。いま付いているブレスレットの長さや状態などと合わせて、総合的に評価します。
Q. 箱や保証書がなくても、大丈夫ですか?
査定できる場合があります。時計本体の型番、仕様、状態などを確認して、総合的に評価します。
Q. 売る前に、オーバーホールしたほうがいいですか?
必ずしも、そうとは限りません。修理費用が、そのまま査定に上乗せされるとは限らないため、まずは現状で査定を受けて、修理するべきかを検討する方法があります。
Q. コンビ(金と銀の組み合わせ)の時計は、金の重さで決まりますか?
いいえ。金が使われていることと、時計全体を金の重さだけで評価することは別です。時計としての需要、型番、動作、状態も合わせて確認します。
Q. サブマリーナは、必ず値上がりしますか?
そのようには、お約束できません。中古市場の価格は、モデル、状態、需要、為替などで変動します。将来の値上がりを保証するのではなく、いまの個体の評価を確かめることが大切です。
Q. 査定だけでも、大丈夫ですか?
はい、査定だけでも大歓迎です。査定は無料で、結果を聞いてから売るかどうかをお決めいただけます。
Q. 店頭は予約が必要ですか?
不要です。そのままお越しください。出張買取は、事前にお電話でご相談ください。
この記事のまとめ(3行)
- サブマリーナは1953年から続くダイバーズウォッチで、型番ごとに仕様が違うため、同じ時計でも見られ方が変わります。
- 古くても、動かなくても、余りコマや箱がなくても、人気があっても、実物を見てはじめて評価できます。必ず高く売れるとは言い切れません。
- 処分する前に、一度ご相談ください。査定だけでも、型番が分からなくても大丈夫です。
次にやること
- ☐ 引き出しや時計ケースの中の、ロレックスを探してみましょう
- ☐ 見つかった時計は、磨かず、直さず、そのままにしておきましょう
- ☐ 箱、保証書、余りコマ、修理の明細などがあれば、一緒にまとめておきましょう
- ☐ ご家族に、昔の時計がないか聞いてみましょう
- ☐ 気になる時計があれば、ピアゴ新城店内の「買取専門いちふじ」へ、予約なしでお越しください
- ☐ 高価な時計を持ち出したくないときなどは、出張買取もお電話でご相談ください
「これって、価値があるのかな?」という気持ちが、最初の一歩です。
処分する前に、一度、見せてください。
お会いできる日を、スタッフ一同、楽しみにしています。

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・ご成約後のお支払い時に、本人確認書類をご提示いただきます。
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