ダイヤモンド買取完全ガイド:Pt900クロスペンダントを例に徹底解説!【いちふじ新城】
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ダイヤモンド買取完全ガイド:Pt900クロスペンダントを例に実務解説
「うちのダイヤ、査定に出したらどう見られるんだろう?」その疑問に、査定士の視点からできるだけ分かりやすくお答えします。
結論からお伝えしますね。ダイヤモンドの価値は、「大きいから高い」「古いから安い」という単純な話ではありません。カラット・カラー・クラリティ・カットという「4C」に加え、天然かラボグロウン(人工的に作られたもの)か、地金の素材や重さ、状態や付属品まで、いくつもの要素を組み合わせて査定しています。
なぜこの記事を書いたかというと、「ダイヤの査定って結局何を見ているの?」というご質問を、当店でも本当によくいただくからです。専門用語が多くて、正直よく分からないまま持ち込むのは、ちょっと心細いですよね。
今回は、Pt900・総重量17.5g・ダイヤ総11.30ctのクロスペンダントを例にしながら、ダイヤモンドの基礎知識から査定の実務、最近の相場動向まで、できるだけかみ砕いてご紹介します。読み終わるころには、ご自宅のジュエリーを少し違う目で見られるようになるはずです。
目次
01ダイヤモンドの基礎知識|成り立ち・硬度・原産地
ダイヤモンドはどうやってできるの?
ダイヤモンドは、炭素の結晶が地下深くの高い圧力と高い温度の中で、長い年月をかけて生まれた天然の鉱物です。天然のものは数百万年から数十億年という、私たちの感覚ではちょっと想像しきれないほどの時間をかけて結晶化し、火山活動によって地表近くまで運ばれてきます。たとえるなら、地球という大きな工房が、気の遠くなるような時間をかけて育て上げた宝石、というイメージですね。
モース硬度10ってどういうこと?
「ダイヤモンドは硬い」とよく言われますが、これは「モース硬度」という、鉱物のひっかき傷への強さを表す指標で最高ランクの10だからです。地球上にある天然の物質の中で、この最高ランクに位置するのはダイヤモンドだけと言われています。
ただし、ここで少し注意したいのが、「硬い=絶対に割れない」ではないということ。硬度は「表面に傷がつきにくい」ことを表す性質であり、強い衝撃に対する強さ(靱性)とは別の話なんです。硬いからといって落としても大丈夫、というわけではないのでご注意くださいね。
原産地は評価に影響する?
「南アフリカ産だから高い」「〇〇産だから特別」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。原産地には歴史的・文化的な価値がついて回る面はありますが、一般的な鑑定書には産地の記載がないことが多く、査定への影響は限定的です。近年は流通の透明性を高める技術も注目されていますが、基本的には後ほどご紹介する「4C」による評価が中心になるとお考えください。
024Cの詳細解説|カラット・カラー・クラリティ・カット
ダイヤモンドの品質を語るうえで欠かせないのが「4C」という考え方です。Carat(カラット)・Color(カラー)・Clarity(クラリティ)・Cut(カット)、この4つの頭文字を取ってこう呼ばれています。ひとつずつ見ていきましょう。
Carat(カラット)=重さ
カラットは重さを表す単位で、1ct=0.2gです。たとえば今回例に挙げているPt900クロスペンダントは、ダイヤの総重量が11.30ctとされていますが、これはグラムに換算すると約2.26g分のダイヤが使われている計算になります。総カラット数が多いほど評価は高くなりやすい一方、「1粒あたりの大きさ」も価値を大きく左右する要素です。
Color(カラー)=無色に近いほど良い
カラーは「色がどれだけついていないか」を評価する項目です。D(完全に無色)からZ(淡い黄色)まで段階があり、無色に近いほど評価が高くなります。専門の鑑別士が、標準的な光の下で目視によって判定します。
Clarity(クラリティ)=透明度
クラリティは、内部の小さな内包物や表面のキズなど、透明度を評価する項目です。FL(フローレス=内包物が見当たらない最高評価)からI3まで幅広い段階があり、内包物の大きさ・位置・数によって評価が変わります。裸眼で見えないレベルであれば、実用上はほとんど気にならない品質とされています。
Cut(カット)=輝き方
カットは、形や角度、研磨の技術によって「どれだけ輝くか」を決める項目です。光をどれだけ反射するか、虹色の輝き(ファイア)がどれだけ出るかは、実はカットの技術によるところが大きいんです。同じ石でも、カットの良し悪しで印象が大きく変わる、と考えるとイメージしやすいかもしれません。
蛍光性・処理という言葉も知っておきたい
少し専門的になりますが、ダイヤの中には紫外線を当てると青白く発光する「蛍光性」を持つものがあり、全体の3割前後がこの性質を持つと言われています。多くの場合は見た目にほとんど影響しませんが、非常に強い場合は評価にわずかに影響することがあります。また、色や透明度を人工的に改良する「処理」が施された石も存在し、こうした石は無処理の石と比べて評価が控えめになる傾向があります。信頼できる鑑別機関のレポートでは、こうした処理の有無がきちんと明記されています。
03天然ダイヤ vs ラボグロウンダイヤの違い
そもそも何が違うの?
天然ダイヤが数百万年~数十億年かけて地中でゆっくり生まれるのに対して、「ラボグロウンダイヤ」は、工業的な技術によって数週間から数ヶ月という短期間で作られるダイヤモンドです。化学的な組成や結晶構造そのものは天然のものとまったく同じ炭素結晶です。
見た目では区別できない
面白いのが、天然かラボグロウンかは、裸眼ではまず判別できないということ。成長する環境が違うために内部にごく微細な特徴が残るため、専門の鑑別機関が特殊な機器で分析することで、初めて判別できるんです。
価格差が生まれる理由
ラボグロウンダイヤは、大量生産がしやすく、生産にかかるコストも天然に比べて低く抑えられます。そのため、同じような品質であっても、天然ダイヤとラボグロウンダイヤでは市場価格に大きな差が出るのが一般的です。「一生に一度の証としての天然」「環境に配慮した選択としてのラボグロウン」というように、選ぶ理由も人それぞれ。査定の際は、証明書がない場合には機材による検査を行い、それぞれの区分に応じた評価を行います。
04メレダイヤと総カラット数の評価方法
メレダイヤって何?
「メレダイヤ」とは、一般的に0.2ct以下の小粒ダイヤのことを指します。ジュエリーの周りにびっしりと敷き詰められた、あの小さなダイヤたちですね。1粒1粒にもカラーやクラリティ、カットの違いがあり、質が良いものほど輝きが増します。
総カラットだけでは判断できない理由
「総カラット〇〇ct」という表記を見ると、その数字だけで価値が決まるように感じてしまいますよね。ですが実際には、粒の数が多く小さなメレダイヤは、1粒ずつ丁寧に評価するには手間がかかるため、多くの買取店では詳細な個別評価まで行わないことも珍しくありません。一方で、透明度が高く比較的大きな「ラージメレ」や、ピンクやブルーといった珍しい色のメレダイヤは、別途評価の対象になることもあります。
大粒(センターストーン)は個別評価
一方、中心となる大粒のダイヤ(センターストーン)は、単独できちんと4C評価を行います。今回のクロスペンダントのように、複数の石で構成されている場合は、それぞれの石を個別に見たうえで、合計して評価していく形になります。鑑定書付きの1カラット石のように、個別のデータがはっきりしている場合は、評価もより明確になりやすい傾向があります。
05Pt900・地金査定の考え方
Pt900ってどういう意味?
「Pt900」という刻印を見たことがある方も多いのではないでしょうか。これは、素材全体の90%が純プラチナであることを表す表記です。残りの10%には、強度を保つための別の金属が使われています。
「地金重量」の考え方
ダイヤが装着されているジュエリーの場合、地金部分の査定では、まず「総重量からダイヤなど石の重さを差し引く」という考え方をします。たとえば今回のPt900クロスペンダントであれば、総重量17.5gから、ダイヤ11.30ct分をグラム換算した重さを差し引いて、純粋な地金部分の重量を求めます。そこにPt900の純度(90%)を掛け合わせることで、正味のプラチナ重量が分かる、という流れです。
相場は毎日変わる
プラチナの相場は、金と同じように日々変動しています。そのため、正味のプラチナ重量が分かったとしても、そこに掛け合わせる金額(1gあたりの相場)は査定日によって変わるものです。当店でも、具体的な買取金額はその日の相場と実際のお品物の状態を確認したうえでご案内していますので、この記事では計算の考え方をご紹介するにとどめますね。
06査定フローとチェックリスト
査定はどんな流れで進む?
「査定ってどんな手順で進むの?」と気になる方も多いと思うので、簡単な流れをご紹介します。
- 鑑定書や保証書があれば、まずその内容を確認します
- 身分証をご提示いただきます(古物営業法に基づく身元確認です)
- ルーペや専用機器を使い、カラット・4C・処理の有無などを鑑別します
- 地金評価とダイヤ評価、ブランド加算などを踏まえて、査定金額をご提示します
- 内容にご納得いただけましたら、そのまま買取が成立します
査定士が見ているポイント
査定の際には、次のようなポイントを一つずつ確認しています。
- 鑑定書・保証書の有無(カラーやクラリティが明記されているか)
- 地金の刻印(Pt900などの純度証明)や傷・腐食の有無
- センターとなるダイヤの4C評価、処理・合成の有無、蛍光性、カットの品質
- メレダイヤの落石や欠損の有無、品質や合計重量
- 地金の変形やチェーン切れ、石割れなど破損・汚れの有無
- 箱や袋、保証書などの付属品の有無
- ブランドやデザイン、市場での需要動向
事前に準備できること
もし購入時の鑑定書や保証書、箱などが残っているようでしたら、ぜひ一緒にお持ちください。付属品が揃っていることも、査定のうえでプラスに働くことがあります。もちろん、手元に何も残っていなくても査定は可能ですので、ご安心くださいね。
072024〜2026年の市場動向
天然ダイヤの相場動向
ここ数年、天然ダイヤの卸売価格は世界的に調整局面が続いています。大手供給会社の報告によると、2025年の平均価格は前年から下落したとされており、2023年以降、金利の上昇や宝飾需要の落ち着き、ラボグロウンダイヤの普及などを背景に、緩やかな下落傾向が続いているとされています。
ラボグロウンダイヤの相場動向
一方、ラボグロウンダイヤの卸売価格は、天然以上に急激な下落が続いていると報告されています。供給の増加と生産コストの低下が主な要因とされ、大粒のものほど値下がりが大きいという傾向も見られます。その一方で、価格が下がったことで購入のハードルが下がり、販売数量自体は伸びているというデータもあります。
なぜこんなに変動するのか
背景には、世界的な金利動向や宝飾品需要の変化、ラボグロウンダイヤの技術発展、為替の動きなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。ここでご紹介した数字はあくまで業界レポートに基づく一般的な傾向であり、個々のジュエリーの査定額をそのまま示すものではありません。実際の査定は、査定日当日の相場と、お品物そのものの状態を踏まえてご案内しています。
08なぜダイヤには「統一相場」がないのか
金やプラチナには、日々発表される国際的な相場がありますよね。でも、ダイヤモンドにはそうした「統一相場」というものが存在しません。
理由はシンプルで、ダイヤモンドは一粒一粒、重さも色も透明度もカットも異なる、いわば「世界に同じものが二つとない宝石」だからです。金であれば「1gあたりいくら」という基準がそのまま使えますが、ダイヤモンドは4Cの組み合わせによって評価がまったく変わってきます。
さらに、1カラット未満の小粒や品質が控えめな石はカラットあたりの単価が低めになりやすい一方、1カラットを超える高品質な石は希少性がぐっと評価に反映されやすくなります。つまり、「総カラット数に比例して機械的に価格が決まる」というものではないんですね。ブランド性や市場の需給バランスも関わってくるため、ダイヤモンドの価値は、実際に一つひとつ見てみないと分からない、というのが正直なところです。
09よくあるQ&A
Q. 石が欠けている、壊れやすい箇所がある場合は?
破損や欠損がある場合は、修理や研磨にかかる費用相当を差し引いて評価することがあります。可能であれば事前に補修しておくと、査定の際にスムーズです。パヴェセッティングなど小さな石をたくさん使ったデザインでは、外れている石がないかも一緒に確認してみてくださいね。
Q. お店によって査定額に差が出るのはなぜ?
査定方針がお店ごとに異なるためです。鑑定書の内容を重視するお店もあれば、在庫の回転を重視するお店もあり、同じ石でも見方が変わることがあります。複数のお店で見てもらう際は、同じ情報を正確に伝えて比較するのがおすすめです。
Q. 修理やクリーニングはしてから持って行くべき?
軽い汚れであれば、査定前に優しくクリーニングしておくと印象が良くなることがあります。ただし、ご自身での修理は跡が残ってしまうと逆に評価が下がることもあるので、気になる場合はプロに相談するか、店頭でご相談のうえ判断していただくのが安心です。
Q. 査定に持って行くべきものは?
身分証(運転免許証など)をお願いしています。もし鑑定書や保証書、箱やリボンなどが残っていれば、それらも一緒にお持ちいただくと安心です。
Q. 複数のお店を比較するときのコツは?
石そのものの品質や地金の相場は共通のものですが、差が出るのは査定士の目利きやお店の方針です。金額だけでなく、担当者の説明が丁寧かどうか、対応が信頼できるかどうかも、あわせて見てみることをおすすめします。
10新城市でダイヤモンドの査定なら「買取専門いちふじ」へ
「うちのダイヤモンドジュエリー、実際どうなんだろう」と気になった方に、当店「買取専門いちふじ」のこともご紹介させてください。
当店は新城市のピアゴ新城店内にある買取専門店です。ショッピングセンターの中にありますので、お買い物のついでに気軽に立ち寄っていただけるのも安心していただけるポイントかなと思っています。
- ご来店予約は不要です。店頭にそのままお持ちください
- 点数が多い、持ち運びが難しいという場合はご自宅への出張査定も承っています
- ダイヤモンドジュエリーだけでなく、プラチナや金の地金、ブランド品もまとめてご相談いただけます
- 新城市はもちろん、豊川市・豊橋市・奥三河エリアの方からもご利用いただいています
「鑑定書がない」「石が緩んでいる気がする」という状態でも問題ありません。まずはお気軽にお持ちいただければと思います。
11まとめ|次にやること
最後に、今日のお話を3行でまとめますね。
- ダイヤモンドの価値は、カラット・カラー・クラリティ・カットの4C、天然かラボグロウンか、地金の素材や状態など、複数の要素で決まります
- メレダイヤと総カラット数は必ずしもイコールではなく、大粒石は個別に評価されます
- 鑑定書や付属品がなくても、まずは査定を受けることができます
次にやってみていただきたいこと
- 鑑定書や保証書、箱が残っていれば一緒にまとめておく
- 石の緩みや欠けがないか、優しく確認しておく
- 自己判断での修理や強い洗浄は避け、気になる部分はそのままの状態にしておく
- 気になったら、ご予約不要の店頭、または出張査定でお気軽にご相談ください
ダイヤモンドは、一粒ごとに個性を持った宝石です。「うちのはよく分からないから」と決めつけてしまう前に、まずはその石が持つ本当の魅力を、私たちと一緒に確認してみませんか。
BOUTIQUE INFO
買取専門いちふじ ピアゴ新城店
住所:愛知県新城市(ピアゴ新城店内)
お電話:0536-23-3023(店舗代表番号はお手数ですが最新情報をご確認ください)
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