ヴィンテージジュエリーの刻印、製造年まで分かるか【いちふじサントムーン柿田川店】
店頭でお預かりしたのは、ヴィンテージのシャネルのネックレスでした✨
今回はヴィンテージアクセサリーについてお話しいたします😊

⭐刻印ひとつで分かる英国製の年代
「ホールマーク」という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、英国の貴金属製品には必ずと言っていいほど刻まれている検査済みの証です。起源は1478年のロンドンで、当時から「デートレター」と呼ばれる一文字が製造年を示す仕組みとして使われてきました。
・純度を示す標準マーク
・検査を行った都市を示す町マーク
・年を示すデートレター
この三つが組み合わさることで、専門知識がなくても年代の見当がつけられるようになっています。1973年の法改正以前は、ロンドン・バーミンガム・シェフィールド・エディンバラの各検査所がそれぞれ独自の文字や書体を使っていたため、同じ文字でも検査所が違えば示す年はまったく異なります。サントムーン柿田川店内で刻印を見る際も、まずどの検査所のものかを見極めるところから始まります💡
ここで多くの方が疑問に思うのが、石が付いているものはどう見るのかという点です。ヴィンテージのブローチやリングでは台座部分にだけ刻印があり、石座は後から交換されているケースも珍しくありません。銀は特に湿気に弱く長期間しまい込まれた品は黒く曇っていることが多いのですが、これは劣化ではなく空気中の硫黄成分との反応によるものです。留め具やピン部分の作りも年代によって変化しており、付属品の状態から製造時期の見当をつけられることもあります!!
⭐英国のヴィンテージが日本に集まる理由
英国のヴィンテージジュエリーが国内の買取市場に持ち込まれる背景には、戦後から数十年にわたって英国骨董品が日本に輸入されてきた流通の歴史があります。特に1970年代から1980年代には、アンティークショップを通じて英国製のシルバーアクセサリーがまとまって国内に入ってきた時期があり、輸入元の多くはロンドンやエディンバラの骨董市場だったとされています。当時買い付けられた品は国内の百貨店や専門店を経由して個人の手に渡り、世代を超えて受け継がれてきました(*^^*)こうした背景から時購入された品が今、査定に持ち込まれる例が増えています。
・製造国と検査年の両方が刻印から特定できる
・同じデザインでも検査所によって希少性が変わる
こうした刻印付きの品を一つずつ目にしてきた中で分かるのは、同じ年代のデートレターが刻まれた品が、続けて持ち込まれることがあるという事実です。この事実が意味するのは当時まとまって仕入れられた品が、今も近い時期に手元を離れる傾向があるということです。近年は雑誌やSNS等をきっかけに、英国ヴィンテージジュエリーへ関心を持つ方が増えているとも言われています😎
⭐その小さな刻印が伝えていること
英国製のヴィンテージアクセサリーは、普段の買い物のついでに持ち込まれることも少なくありません。刻印の意味が分からないまま長年しまわれていたものでも状態を見せていただければ、年代の見当をその場でお話しします。清水町にお住まいの方も、まずは刻印のある面を上にして持ってきていただくと、確認がスムーズです🥰❣️
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