
⭐ジャスパーの白い飾りは型で作って貼る
ジャスパーの素地は白く、緻密な炻器をさまざまな色に着色して使います。炻器は陶器と磁器の中間にあたる、よく焼き締まった焼き物です。青のほか、黒に近い素地の花瓶も作られました。着色の方法は二通りあります💡
– ソリッドは、素地の全体に色をつけて作る方法
– ディップは、炻器の素地に着色した液状の粘土をかける方法
最初に作られたのはソリッドで、ディップはのちに使われるようになった方法です✨
白い浮き彫りは型で作った小さな装飾を湿らせた素地の表面に押し付けて貼り、そのまま焼き上げます。装飾は新古典主義の様式で色のついた地に白い浮き彫りが浮かぶ姿は、カメオを思わせる見た目です。貼った装飾は素地の上に載る形になるため、表面から盛り上がっています。
ローマ時代のカメオガラスの壺を写した1789年のポートランドの壺の複製の一つは、ろくろで成形して削った青黒い素地に型押しの白い浮き彫りを貼って作られました。同じ壺の試作品には貼った装飾が素地に付かなかったものや、焼成の熱で粘土の中のガスが膨らみ気泡ができたものが残っています。その複製の浮き彫りには原品のガラスの透け感を表すため、ところどころに薄い黒の泥が塗られています😊
⭐ジャスパーの花瓶に記録の空白期間がある
ソリッドとディップの違いは、ジャスパーの花瓶が作られた時代と結びついた違いです。完成したジャスパーは花瓶などの器のほか、飾り板や宝飾品にも使われました!!他の工場でも似たジャスパーウェアがすぐに作られましたがこの特徴的な装飾は、何世紀にもわたって主にウェッジウッドと結びつけられてきました。1789年9月には、ポートランドの壺の最初の完璧な複製が完成しています。
1851年の万国博覧会には1850年頃に作られた大きなジャスパーの花瓶が出品され、審査員から賞のメダルが贈られました🥇この花瓶は、素地の全体を着色したソリッドではなく、普通の炻器にブルーのジャスパーをかけたディップで作られています。表面の白い浮き彫りは、牛を神殿へ導く男と神官などを描いた古代風の場面です。台座と蓋がつき、全体の高さは90cmを超える大きさです。
– 19世紀前半の花瓶は、ディップで作られている
– 1817年から1845年は、ジャスパーの花瓶の生産記録がない
– 1860年に、約15年の実験を経てソリッドが一般の生産に戻った
ポートランドの壺の複製はジャスパーを代表する作品として、現在も作り続けられています。同じジャスパーの花瓶でも、素地の作り方は作られた時代によって異なります✨
🌸🌷ジャスパーの花瓶をお持ちいただく前に🌸🌷
お持ちいただく前に手元で見ておきたいのは素地の色と、白い浮き彫りが盛り上がって貼られている様子です。ソリッドかディップかを、ご自身で見分けておく必要はありません!!サントムーン柿田川のある清水町での買い物のついでに、ジャスパーの花瓶や一輪挿しをお持ちください❣️🥰
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