「ニュースで金価格が過去最高って聞くけど、私のネックレスも高く売れるの?」
「実家から出てきた指輪、これって本物の金?それともメッキ?」
現在、歴史的な高値を更新し続けている「金(ゴールド)」。
その中でも、ジュエリーとして最も身近で、かつ高い資産価値を持つのが「K18(18金)」です。
なぜ、ただの金属がこれほどまでに価値を持ち、値段が上がり続けているのでしょうか?
今回は、K18の基礎知識から、金価格が高騰する裏側の仕組み、そして意外と簡単に見分けられる「本物の金」と「メッキ」の違いについて解説します。
■ そもそも「K18」とはどういう意味?
「K18(18金)」とは、その製品に金がどれくらい含まれているかという「純度(品位)」を表す言葉です。
金の純度は「24分率」という独特な基準で表されますが、これをより細かい千分率(全体を1000とする基準)に置き換えると、その中身がよく分かります。
・K18 = 純金が千分率で「750」
K18は、全体を1000とした場合、「750」が純金であることを意味します。 残りの「250」は、「割金(わりがね)」と呼ばれる銀や銅などの別の金属です。 つまり、製品の大部分(4分の3)が純金で、残りの部分は強度を出すための別の金属で構成されている合金なのです。
・なぜ純金(1000)にしないの?
「純度が高い方が価値があるのでは?」と思われるかもしれません。しかし、純金(千分率で1000)は非常に柔らかく、熱にも弱いため、少しの衝撃で変形したり傷がついたりしてしまいます。 そこで、あえて硬い金属を混ぜ合わせることで、「美しい金色の輝き」と「普段使いできる頑丈さ」を両立させた黄金比率こそが、K18なのです。
■ なぜ今、「金価格」が高騰しているのか?
ここ数年、金の買取相場は右肩上がりで、過去最高値を更新し続けています。
「なぜこんなに上がっているの?」その理由は主に2つの仕組みにあります。
仕組み① 世界情勢不安と「有事の金」
金は「世界共通の通貨」とも呼ばれ、株や紙幣と違い、そのもの自体に価値がある「実物資産」です。
戦争、パンデミック、不況など、世界情勢が不安定になると、投資家たちはリスクの高い株などを売り、「安全資産」である金を買い求めます。
「世界が不安になるほど、金の価値は上がる」。これが基本の仕組みです。
仕組み② 歴史的な「円安」の影響
現在の日本国内の金価格高騰の最大の要因は「円安」です。
金は国際的には「ドル」で取引されます。
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1ドル=100円の時
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1ドル=150円の時(円安)
同じ量の金を買う(売る)にしても、円安の時の方が、日本円に換算した時の金額は跳ね上がります。
つまり、円の価値が下がっている今こそ、相対的に金の買取価格は最高水準になっているのです。
■ これって本物?「K18」と「金メッキ」の簡単な見分け方
「家にあるアクセサリーが、売れる金なのかメッキなのか分からない…」
そんな時は、まずご自身で以下のポイントをチェックしてみてください。
① 刻印の後ろを確認する
最も確実なのは、リングの内側やネックレスの留め具にある刻印を見ることです。
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売れる可能性大(金製品)
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K1818K(18金) -
K24999.9(純金) -
K14585(14金)
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金として買取不可の可能性大(メッキ製品)
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K18GP(Gold Plated:金メッキ) -
K18GF(Gold Filled:金張り)
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刻印の後ろにアルファベット(GP, GFなど)がついていたら、それは表面だけ薄く金を塗ったメッキ製品であり、貴金属としての買取価格はつかないことがほとんどです。
② 磁石を近づけてみる
金は磁石にくっつきません。
もし、強力な磁石を近づけて「ピタッ」とくっつく場合、中は鉄などの別の金属である可能性が高いため、メッキ製品と判断できます。(※ただし、銀や真鍮も磁石にはつかないため、くっつかないからといって100%金とは限りません)
③ 重さと色味を見る
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重さ 金は非常に比重が重い金属です。手に持った時に「見た目よりずっしり重い」と感じれば本物の可能性があります。逆に、プラスチックのように軽ければメッキの疑いがあります。
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色味・剥げ メッキ製品は経年劣化で表面が剥がれ、中の黒っぽい金属が見えてくることがあります。また、不自然に黄色が強すぎる、テカテカしすぎているものもメッキの特徴です。
■ K18は「壊れていても」高く売れる!
バッグや時計の場合、ボロボロだと買取不可になることがあります。
しかし、本物のK18製品であれば、状態は一切関係ありません。
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・チェーンが切れたネックレス
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・片方なくしたピアス
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・歪んでしまった指輪
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・イニシャル刻印が入ったリング
「汚れているから」「壊れているから」といって捨ててしまうのは、現金を捨てているのと同じことなのです。
■ まとめ┃メッキか分からなくても査定は無料!
K18(18金)は、現在「世界的な金需要の増加」と「円安」という追い風を受け、かつてないほどの高価買取が実現しています。
「刻印が小さすぎて読めない」
「磁石にはつかないけど、本物か自信がない」
そんな場合でも、絶対に捨てずに買取専門店のプロに見せてください。
専用の機器を使えば、数分で本物かどうかが分かります。
もしそれが本物のK18であれば、予想以上の臨時収入になるチャンスです。相場が下がってしまう前に、ぜひ一度査定にお持ち込みください。













